校長あいさつ

《 ようこそ、豊富高校ホームページへ 》

  本校は、日本最北の国立公園「利尻礼文サロベツ国立公園」のサロベツ原野と温泉郷があり、雄大で貴重な自然に溢れる、酪農業が中核の町、豊富町にあります。

 昭和25年に開校して以来、卒業生も3,500名を超え、令和2年に創立70周年を迎えました。

 地域環境美化や郷土研究に取り組むとともに、「豊富町フォトコンテスト」への推進アドバイサーとしての参加や、「豊富町の魅力」を動画にまとめYouTubeで発信するなど、地域の魅力発掘と発信にも携わっています。

 現在、地域課題を探究活動として取り入れ、地域の人々とともに地域振興を考え、地域を支える人材育成のための教育活動に取り組んでいます。

 本校は、全日制普通科で各学年1クラス(生徒47名 教職員16名)の学校です。

 拠点校(有朋高校)を北海道遠隔授業配信センター(名称:T-Base)として、遠隔授業の配信を受ける受信校の一つです。本校の教員の授業のほかに、双方向型遠隔システムを使って、拠点校の教員が授業を行い、進路に沿った多様な教育課程を編成、実施することが可能となっています。また、この双方向型遠隔システムを使った、拠点校による進学講習も受講できます。

  本校は、豊富町から、制服等購入助成、通学費助成、情報端末購入費助成、スクールバス運行、修学支金貸付、資格試験の受検料助成、給食導入、タブレット貸与等、様々な支援をいただいています。

  このように、高校3年間を地元で過ごし、多様な進路を実現できる学校です。

 

《 学 校 教 育 目 標  》

①「たくましく生き抜く人」

②「たえず学び続ける人」

③「ともに助け合う人」

《 スクールポリシー「育成を目指す12の資質・能力」 》

1 真理を尊ぶ力

(1)基礎学力と応用力(2)論理的思考力(3)批判的思考力(4)創造力

2 学びへの探究と協働する力

(5)対話力(6)状況把握力(7)課題発見・解決力(8)デザイン力

3 社会や産業に従事できる力

(9)規律性(10)実行力(11)リーダーシップ(12)自己調整力

 本校生徒は、学校教育目標のキーワード、「いき抜く」「まなび続ける」「たすけ合う」を、「い・ま・だ」と覚え、常に念頭に置いて、学習活動、行事(生徒会)活動、進路活動、部活動等に取り組んでいます。

 また、学校教育目標が目指す人物像に近づくために、「スクールポリシー(育成を目指す12の資質・能力)」の中から、特に身に付けたい資質・能力を、生徒が主体的に選び、日々、それを高めるために励んでいます。

 

 令和6年4月          北海道豊富高等学校長 宮 本 幸 紀